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最近の話題から発想する中小企業の経営戦略・マーケティングのヒント
中小企業の経営革新、戦略、マーケティング、人材育成などのヒントとなるネタを、新聞や雑誌の記事などから発想し、紹介いたします。
社内での取り組みはすべて「売り物」になりえる
7月27日付日本経済新聞朝刊で、J・フロントリテイリングが企業の経費削減を支援するコンサルティング業を始めるとの記事がありました。

J・フロントリテイリングというと、百貨店の大丸と松坂屋が合併してできた持ち株会社で、百貨店業そのものは、業界全体が長期的に低落傾向にあります。

そんな業績の振るわない会社が企業のコンサルティングを行うというのもいかがなものかとも思いましたが、記事をよく見ると、経営改革を進め、2年半で販売費・一般管理費を246億円減らしたとのこと。

売上面では業種としての構造的問題で厳しいものがありますが、経費削減では、キチンと成果を上げており、そのノウハウを販売するのであれば、なるほど、うなずけます。

エライなと思ったのは、その社内でのノウハウを外部に販売しようという発想。単に「経費削減ができたからよかった」で終わらせず、せっかくノウハウがたまったのだから、それを商品として販売し、収益につなげるという考えは、中小企業でも参考になると思います。

経費削減に限らず、社員教育、業務におけるオペレーション、マーケティングノウハウ、社内マニュアル、すべてが、自社独自の工夫がなされているのであれば、それは商品になりえるということですね。

一度自社にどんなノウハウがあるか洗いだしてみるのもいいと思います。
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